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出版物

●弱点克服 ミクロ経済学

東京図書より弱点克服 大学生のミクロ経済学が出版されました。本書は過去15年の東京大学大学院入試問題をベースに問題をシンプルにして順序を並べ替えて、断片的理解に終わらずミクロ経済学の文脈に沿った理解ができるようにアレンジしたものです。ミクロ経済学は数学で社会を分析することから、現実と数学のリンクがとても重要であり、数学だけ理解できても研究にはつながりません。院試に際しても数式を日本語に翻訳させるような問題が昨今多くなってきています。本書はそのような現状を踏まえて解説しております。東大受験を目指されてるなら本書の内容は最低限抑えておく必要があります。また経済学検定、学部編入試験などでも利用できます。

大学生のミクロ経済学訂正箇所(第1刷~第3刷)

●サク単!ミクロ経済学

東京図書よりサク単!ミクロ経済学が出版されました。本書は大学1年生向けにミクロ経済学をできるだけわかりやすく説明しました。ミクロ経済学は「風がふけば桶屋が儲かる」という経済の連鎖 =構造を理解し、それを踏まえて経済政策がどのような効果があるのか?を分析する基本的な分析の土台(=枠組み)を作ろうとする分野なので、マクロ経済学より基礎研究の度合いが強く学術的で難しいです。

ミクロ経済学は分析の枠組みをどのように作れば良いか?がキーとなるわけですが、その理解には経済学だけの知識ではなかなか理解しにくいものです。「社会を考えるにはどういうスタンスに立てば良いのか?なにを調べることが重要なのか?ひいては、自分が分かった!と思った瞬間はどういう時なのか?」といった教養が必要となります。本書はできるだけそうした行間を説明することで、ミクロ経済学の難しい考え方を説明するように心がけました。練習問題をつけてありますので、それを解いて理解に役立ててください。

サク単!ミクロ経済学訂正箇所 

●サク単!マクロ経済学

東京図書よりサク単!マクロ経済学が出版されました。本書は、大学1年向けにマクロ経済学の基本を解説しています。マクロ経済学は国の経済運営と直接関係があり、日々進化しているので新聞やニュースやネットなどで経済評論家が語る内容に目や耳を傾ける必要があります。そうした現実の経済評論と、大学1、2年で学ぶIS-LM分析を基本とした分析の枠組みをできるだけリンクさせて理解できるように努力しました。

どのような経済アナリストもこれらの土俵の上で経済のあり方を語っているわけですから、それを知って評論を聞くと経済ニュースがとても聞きやすくなります。本書を通じてマクロ経済学の理論的フレームワークのもとで、一般のエコノミストたちの発言を分析できるようになれれば幸いです。

サク単!マクロ経済学訂正箇所 

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